ECHO映像大会2022春に引き続き、冬も応募させていただきました。
ついにビギナーの定義から外れてしまったので、初の自由形部門です。
歴戦の猛者たちがひしめく自由形部門に、経験値が無いレベルゼロの状態で恐る恐る提出しました。
企画・イラスト・アニメーション担当。音楽はフリーのものをお借りしています。
【追記】
なんと、花賞を受賞することができました!!!
当作品を選んでくださった審査員の花様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!
今回は、「マンガでわかる日本仏教13宗派」の大きなお仕事が終わった後で、仕事が落ち着いていたのもあり、じっくり制作時間を確保することができました。
制作期間は、おおよそ1カ月強。+企画をスキマ時間に2週間ほど。
最初は使うツールに迷いましたが、(クリスタで全手書きやBlenderで3DCGも考えました)
イラストをClipStudioPaintで、動きをAfterEffectsで、結果的に満足できる仕上がりになりました。
イチオシポイント
前回、1つ1つのシーンをしっかり見せることができなかったのを指摘していただいたので、
今回はシーン数を限定し、尺をとって、「イラストが動いている」ことを見せるよう意識しました。
(制作中にAdobeMAXで、尊敬するあさひな。さんのセッションを聞いたのも大きいです。)
キャラクターをたくさん動かしました!リスなど小さい部分もちょこちょこ動いています。
パーツ分けは大変でしたが、動くと楽しくなりますね!もっと動かしたくなりました。
カメラとライトと、ちょっとだけ仲良くなれた気がしました。
反省点
プロット・絵コンテで大風呂敷を広げすぎ、まとまらないまま見切り発車し、
スキルやキャパシティーの都合で抜粋しまくったので、
右の子どもは何なのか、クマは何をしているのかなどのストーリーが入りませんでした。
(蛇足ですが、企画のほぼ最終段階までは全く別の話を作る予定でした)
作りながら走っているようなやり方だったので、表現の引き出しを増やして、
方向性を決めて、作っていけるようになりたいなあと反省。
雪、お好きですか?私は好きです。
雪国の人間は、雪は邪魔で煩わしいという方々も多くて、大人になるとそれはよくわかるのですが(車運転したくない…雪かき大変…ひたすら寒い……)
それでも雪景色は美しいし、雪が降るとちょっとわくわくします。走りたくなるとかではなくて。
雪の色も、雪に当たる陽の光も好きです。ただ、現実はずっとどんよりとした曇り空で滅多に晴れません。
作品も、最初の空が晴れてないのはそのためです。
その分、焚火やスープを暖かく表現できたらいいなあと。
【追記】
受賞から一晩明けた朝、嘘じゃないよな…と改めて感動しています。
ECHO映像大会は本当に力作ぞろいで、そのままTVに流れてそうなCMや映画館で流れていそうな作品も多く、その中で評価をいただけたことが本当にうれしかったです。
講評では時間をかけて動かした細かいところも評価していただけて、やってよかった!がんばって良かった!
また作っていこうと思います。